「約束の冬」

「約束の冬」上下、宮本輝
計画停電の為予定は総てキャンセルになり、読みかけていた本を読むことにした。広縁(いつもは物置になって居ます。少し片付けて)に膝掛けだけで、晴れていれば充分な暖かさです。外を通る人の気配も感じられ、快適な空間が出来ました。

娘の家の本棚から、なんとなく借りてきていた本でしたが、どんどん引き込まれていき時期が時期だけに考えさせられる事も沢山ありました。
  • 雪迎え・・・蜘蛛が自分の吐き出したいと、上昇気流と風を頼りに、生存領域を広げようと飛ぶが、あまり遠くまではいけないらしい。極稀に遠くまで飛べる蜘蛛もいるそうですが、そこに待ち受けているものは何なのか?蜘蛛の体から離れた美しい糸が玉になり輝く、いっせいに空から舞い降りて来るそして雪が降る。雪迎え
  • 樹木・・・樹齢、多くの人の手を経て、幾多の自然災害をくぐる抜けて、根を張っている。年輪はその木がどんな過酷な時を過ごしたかを、表しているそうです。
  • 古典・・・徒然草「能をつかんとする人、『よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得てさし出でたらんこそ、いと心にくからめ』と 常に言いふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。いまだ堅固かたほなるより、上手の中にまじるて、毀り笑はるるにも恥づず、つれなく過ぎて嗜む人、点でいその骨なけれども、道になづまず、みだりにでずして年を送れば、堪能の嗜まざるよりは、終に上手の位にいたり、徳たけ、人の許されて、双なき名を得ることなり。
  • 葉巻 ・・・私でも、葉巻を指に挟んでいたら様になるのかな~
  • ゴルフ ・・・奥の深いスポーツ
ちょっと得したような時間でした。
Category: つれずれ
>